クロスロード
クロスロードは、大地震の被害軽減を目的に文部科学省が進める「大都市大震災軽減化特別プロジェクト」の一環として開発されたもので、平成16年最初となる「神戸編・一般編」が完成しました。
リーダー会では、平成23年から始まった福岡市防災・危機管理課との共働事業提案の小中学校での防災教育において活用をはじめました。
クロスロードとは、「岐路」、「分かれ道」のことで、そこから転じて、重要な決断、判断のしどころを意味します。
クロスロードについて
クロスロードは、防災の取り組みでしばしばみられるジレンマ~「例えば、避難所において人数分用意できない食料を配るか配らないか」~
といった設問を参加者に投げかけ、参加者が、自分自身で、二者択一の設問にYESまたはNOの判断を下すことを通じて防災を「他人事」ではなく「我が事」として考え、同時にグループの参加者同士が意見を交わすことで、様々な意見や価値観を参加者同士が共有することを目的としたゲームです。当会で行うときのゲームの基本的な進め方は、7名前後の奇数で参加者をグループ分けし、参加者に対して出される設問に対し、一人ひとりに配られたYES/NOカードを裏向きで提示し、
ファシリテータ(進行役)の合図で参加者が一斉にカードをオープンにします。
といった設問を参加者に投げかけ、参加者が、自分自身で、二者択一の設問にYESまたはNOの判断を下すことを通じて防災を「他人事」ではなく「我が事」として考え、同時にグループの参加者同士が意見を交わすことで、様々な意見や価値観を参加者同士が共有することを目的としたゲームです。当会で行うときのゲームの基本的な進め方は、7名前後の奇数で参加者をグループ分けし、参加者に対して出される設問に対し、一人ひとりに配られたYES/NOカードを裏向きで提示し、
ファシリテータ(進行役)の合図で参加者が一斉にカードをオープンにします。
その後、各自が何故YESまたはNOと判断したのか意見を交わします。その時一人だけYESまたはNOだった人がいたときは、その人の意見を最初に大事に聞くようにしています。
これは、防災では、「みんなが見落としていることが重要かもしれない」という精神を生かし、少数意見を大切にしているものです。災害においては、必ずしも正解があるとは限らず、また、過去の事例が常に正解でないこともあります。ゲームを通じ、それぞれの災害対応の場面で、誠実に考え対応すること、そのためには、災害が発生する前から考えておくことが必要であることに気づくことが重要です。
これは、防災では、「みんなが見落としていることが重要かもしれない」という精神を生かし、少数意見を大切にしているものです。災害においては、必ずしも正解があるとは限らず、また、過去の事例が常に正解でないこともあります。ゲームを通じ、それぞれの災害対応の場面で、誠実に考え対応すること、そのためには、災害が発生する前から考えておくことが必要であることに気づくことが重要です。